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2013年7月 3日 (水)

建築監理  PartⅡ

昨日の続き


先日のハワイ疲れ   ここに来てどっと出てくる



昨日はしどろもどろ


おまけに増改築の基礎工事着工



余計にくたびれる



本日は私の監理の種類についてかかせていただく




何を監理するのか

    木造住宅に特化して述べさせていただく



私の基本は以前のブログにも掲載させていただいてるように


前川 國男に始まる

   よく目にするこの写真


Images


外壁の木がとてもよく似合う

100年以上経過している建物(東京江戸建物館に移築はしてあるが)

いつも気にするバランスがよく ものすごく繊細な設計・工夫


すごく監理するには難しい






私の監理の中には4種類がある


  まず第Ⅰに  雨漏れにかんすること

  2番目には結露にかんすること

  3番目には自然素材にかんすること

  4番目には設備にかんする監理が上げられる

  5番目にその他




今日は雨漏れに関することについて


これは大変に難しい

  なかなか一口には言いがたい  また筆舌に尽くしがたい


ふと昔を振り返ると私の駆け出し時代には大きな雨の後には多いときには5件以上も雨漏修理の依頼があったものだ


昔は雨漏れなんて再々だった


多くの職人の中では雨漏れはするもんだ! なんて うそぶいたものだ


しかし大くのお施主様は情けながったものだ


やり始めの頃はご依頼者のすべてのお宅を廻り応急処置はしたもんだ

  だからいまだに雨が降ると朝早くから現場の見回りに行く

  じっとしておれない

そんなことで雨漏れのことにかけては加度さんに頼めばなんて人気屋になり重宝された



忙しいのはいいがお施主様と接してみると絶対に雨漏れはしない建物を作らなければならないと思ったものだ


オイルショック・バブル期を経験した私は粗悪な建物をいやと言うほど見てきた


そんな粗悪な建物を作った業者はバブル崩壊とともに崩壊していった



私の中では雨漏れをするような家を建てる業者はこの世から抹殺されるんだと信じている


だから私は雨漏れには厳しく対応する


いくらデザイン住宅であっても早くに消滅してしまう家はだめだと信じている




そんな雨漏れ箇所を発見することは簡単ではないがそこそこの経験を積ませていただいた


雨漏れ箇所が臭いでわかるようになりだした

ここが臭いですね~   なんて


これが経験なんか?  と今は思う


今の建物雨漏れしない?   そんなことありませんよ!


建物が大きく変わったのが今から8年ほど前の 例の 「姉歯事件」


それから国も大きく変わってきた

いい建物にしなければならない   粗悪な建物はだめです!なんて   遅いわ!!!と当時は思った



劇的な改悪法律  三年前から施行されてる瑕疵担保履行法

サイディング工業界と結託してわけのわからない通気工法

これで雨漏れの発見がさらに難しくなってしまった


経験の浅いものはどこから漏るか特定するには非常に難しくなってしまった




今の私たちの建物何層にも防水層がある

  そんな防水層からの漏れとなると本当 厄介になる


今時の職人・監督さん  机上の仕様書で建物を作る

  最も経験からこんなにして・・・・なんてことはない


だからイレギュラーな建物になると雨仕舞いがわからない




いきなりどう納めたらいいん?  なんて質問になるそんなときには雨ってどんな振り方する?  って聞く


上から降る   当たり前なんだけど   下からも振る ? これが理解できない


霧になってしたから吹き上がってくるんよ・・  なんて言っても理解できない

   じゃ実験してみるかなんてビデオ見せてもわからない

      今日雨降ってるけど こことここ びちゃびちゃ になってるはずだから・・・・

なんて言っても理解できない



雨漏れはそこをきっちり仕舞い付ければOKなんだが・・・


実際にホースで水をかければよくわかる



も一つ風洞実験でもやるとよくわかる    雨はしたから降る   ってことが



こんなことが私は建物の検査だと思っている   決して見た目ではない




過激かもわからないがこの検査は必要であると思う




第三者機関検査すべて目視

 私は現場によってすべて違うと思う   これを見極めるのが本当の監理




なるほど法律でしばって雨漏れ発見をわからなくするのは私は邪道と考える



自然現象がわからなければなおさらわからない


たとえば  毛細管現象 ベルヌーイの法則  パスカルの定理?なんか






防水シート使わずに水漏れ起こさないようにするのがプロ

コーキング使わずに水漏れしないようにするのがプロ    



それらを管理するのが監理



私が第三者機関検査に立ち会うと検査官も大変

    今まで大きな問題に発展したことが多々ある
    

    私は納得いかない検査に関しては過激になる

    実験でも何でもデータに出して応戦する

        だからあちこちの大学教授とも議論を過激に交わす  


            しかし私は間違ってない!!


昔の話   岩盤が地中埋設物だなんてことを言ってきた検査官がいた

         岩盤の上に建物を建ててはいけない!
         岩盤の大きさを確定しろ!なんて話に発展した

         近くの地質の提出 あの原発は岩盤の上に建っている!

         コンクリートの建物は岩盤に支持杭を打つがこれはどう説明する?


         なんてことで仕事は多少遅れたがびくともしない岩盤に建物を建つことは

         今では常識になった

         今トラブってる活断層までは話しませんでしたね~

         このとき原発の図面まで支度してバトルやった

         原発の立地条件なんかその時勉強させていただいたんで今原発の立地条件なんか言ってることスラスラわかります

         これも勉強ですね  戦いは勉強!



先ほどもチョッと触れましたが目視は私にはあまりにも抽象過ぎます

見た目の判断は大きな間違いを犯す


有名な監理者でも目視という言葉を使う

   言い逃れに過ぎないと思う


見た目で何の判断が出来る


私は監理  (皿カン)は目視はいけんと思います



よく素人目線 なんて言葉がありますがこれは私にとってはものすごく怖い



人にはそれぞれ感性があります

     また感覚があります    


見た目での判断基準は大きな間違いを起こします



私はある設計やさん(デザイン設計)が強度なんか関係ない! 見た目じゃ!
      

         結露なんか関係ない見た目

                   基準法無視 見た目

こんな設計屋さん いたがそのうち  消えてしまった




私たちの監理はそんな見た目での判断ではないんだ!!!!

     こうなんだ!!!とキッチリ言うことができなければならない



これが監理をすることだと思う


         決して素人目線での監理ではありません

監理するものは素人を指導してあげなくてはなりません






本題とちょっとだけずれましたが・・・



まだまだ話したいことはたくさんあります     本にでも出して出版?


今日のブログには専門用語も多々入ったことお詫びいたします









 

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