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2014年6月

2014年6月30日 (月)

棚卸

決算日には どの会社も棚卸しをする


子供の頃はこの棚卸しは嫌であった


ここからここまで何が幾らあるか数えさせられた


何か褒美もでるわけでなしなんかものすごくつらい思いであった


しかしながらだんだんに数を数えるのも要領もよくなるし、しまいには去年の数から出た数く引くような 横着をするようにもなった

また品物がここには何があるとか すべて覚えられていた


だから私は社員に棚卸しをさせるのは 商品が覚えられるのがいいのでよくやらしている


○○は今いくらある? と質問する



これで帰ってくる言葉でどの程度品物を理解しているかわかる




たとえば  パインのフリー版 何枚のこってる?   と聞いてみる


出来る社員は  すぐに厚みは? 幅は? ロットは? (何時入荷したかによって赤味の割合が違ったりする)   なんて質問してくる



こうなれば任せられる



パインって何ですか?   なんて聞いて来出すと最悪


多くありそうでないのが工房の品数




こんなこというと そんなことありません!! なんて帰ってくる


ネジ屋さんなんかは大変なもんですよ

パッと 見ただけで材質、径、長さ、ネジピッチ(インチ、mm、分・・・)なんかがわからなければならない

大変なこと




だった・・・・







今はバーコード、タグなんかで一瞬で今どこに何が幾らあるか?一瞬でわかるようになっている


これっていいようで悪い!


要するに商品がわからなくなる


たとえばバーコードシールが外れたりタグが外れたりすると商品のわからない者はアウトとなってしまう


扱ってる商品がわからなくなってしまう


工房でもしかり  使う商品が決まってくる



使わない商品はだんだんにオクラ入り


多くの商品の中で埋もれてしまう


こんなもの使えばいいんだがな・・・・ と思っても光を見ない



だから 棚卸しは必要なんです



こんなものが こんなところにある!!  これを使えばおもしろいな~


なんてなると最高の工房になるんでは・・・・




幾ら物がある時代とは言え 材木なんかは  こんな物1本   なんて発注すると1本単価 10倍、20倍の価格になる


そんないい材料はまだ? 工房には多くある

まだ?   って    10年以上 動いてない材木は処分してしまう

超自然乾燥のいい材木がなくなってしまうのは残念だ


今はMDFとか 既成材料が重宝される  これは出来るだけ在庫はしない方がいい!

ロットによって 経年劣化によって使い物にならなくなる



本当の木は何時までも生きている!!!


経年劣化なんかはあり得ない!!!   

ただし保管状態が悪ければそれなりに変形、反り、割れ、濡らせば腐れも発生してくるが・・・





2014年6月29日 (日)

外国人労働者

昨晩海外難民受け入れのことをテレビでやっていた


海外では仕事にありつけない、また戦争等で生活出来なくなった人 多くの難民が居ることを知る


その受け入れ先に日本はなってるにもかかわらず難民受け入れは0.5%とか


後から受け入れるようになった韓国でさえ8.5%を受け入れているようだ



グローバル化した日本にとって外国人受け入れはどうしょうもないことであるがはたして国民感情は如何に?


これだけ若者が労働(肉体労働)をしないとなれば外国人労働者に頼らざるを得ないのも常ではなかろうか?


ハングリーでない若者にとっては労働と言うことに関しても無頓着であり、責任がない

  これでは世の中ではやっていけないのが常道ともわからない

「いい加減がいい」で済まなくなるのは目に見えてのこと


いかが諸外国と戦う?


戦えないんじゃあないの  ?



もうちょっと責任を持った人間にならないと・・・・


かといって 年寄りが責任もってやる奴いる?・・・・   これもまた大変



TPPどのようになる   みもの ですね





2014年6月28日 (土)

旨い蕎麦

今日早朝に 蕎麦道場を訪問させていただいた

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朝早くから頂けますか?の質問には「いいですよ!」の こころよい返事

何がおいしいですか?  「かけそば」がいちばんよくでるとのこと

わたしはかけうどんのような 温かい蕎麦と思ったが おろしとろろいもがはいってるんですよ!

「とろろ蕎麦」と言うんじゃないですか?の質問には「は~」と帰ってきた

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ここでは蕎麦道場も開いている

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90分の授業とのこと いつか参加してみたい

また 1人前 ¥540  も大変にいい

最後に蕎麦の香りもして大変に旨い

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これって「そば湯」と言うんだそうです

その他の写真

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2014年6月26日 (木)

経営計画発表会

ブログに書くには参加した人はわかるが参加出来なかった人には説明しづらい

そんな経営計画発表会の1日であった


社長の苦悩はよくわかるがこれも試練  頑張ってほしいものだ



全体に上手くいったようだ




尾道に 加度商ありを大きくアピール出来たことは賞賛に値する


3年目に花開くよう なおいっそうの努力は必要



そのほかにこんな頼りが舞い込んだ



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昨日 Kobo-K で出来上がったテーブルがお客様の元に  



大変に喜んで頂いたとのご報告


これもありがたいお知らせ



本当にいつまでも大事に使ってほしい









2014年6月25日 (水)

テーブル お引き渡し


いつもこのテーブルを作るたびに思いがわいてくる


いいように使ってもらってね・・・・



なんて私にはオセンチ


これは似合わないかも  




そんなテーブルには必ず焼き印と 「叶」の文字を入れてお引き渡し



私の座右の銘 「叶」 です   やりゃ~できる!!


叶わない夢はない   



一つの夢であるマイホーム取得  

   これからもまだまだ夢は見るだけでなくかなえていってほしいものです



今回のテーブル作成あれこれ



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原木は大きな  栃の木

中に大きなお口があいている   これもえくぼ   何とかおもしろくいい具合に仕上げたい



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まずは 芯墨 を出してねじれ凹凸を調べる

そして厚み切断位置を決定する








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そんな決定をして磨きに入る





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でっかい木なので割れ目が入る

そこはいつもの「契」 (ちぎり) で割れ防止  写真ではちょっと見えにくいが・・・

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ちぎりの参考図






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えくぼには 石をはめる




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昨報の焼き印は入れる




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タイル石を入れて完成


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ちょっとタイルがういたかな?



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足も自家製




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落款もちゃんと付いています


いいですね!!!!!

大事にしてもらいな














2014年6月24日 (火)

工房菜園

昼休みには新工房で菜園づくり 今日はイモを植えてます アンノウイモ、鳴門金時各10苗 工

芋は西側より安納芋、鳴門金時の順

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一番西には茶豆12株、なすび3株、シシトウ2株
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アスパラ、チシャ

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棚を作るn

 

工房での 栃の木  焼き印 入りました
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2014年6月23日 (月)

テーブル

午前中浄化槽の写真撮り


午後からテーブル作り



なかなかゆっくり出来ない



そんなテーブルのご報告



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今日はここまで

明日昼頃までに完成予定



















2014年6月22日 (日)

岡山 能面展







先週に続いて 能面鑑賞に岡山 山陽新聞本社へ

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どでかい建物でした

あまりに広いのでどこに展示されてるかなかなかわかりにくい場所でした



しかしながら第1回目と言うことで大きな期待はしてなかったがなかなかのものである



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2014年6月21日 (土)

ハランキョウ  これが大変なことに!!

ハランキョウと言われてもわかる人いないんでは?


「プラム」と言った方が・・・



昔から ハランキョウと言ってたのでなかなか



サンタローとも言ってた



梅の変わり種



私はこれが大好き


小さい頃はまだ青いうちから喰って腹痛をよく起こしたものだ


しかしこの時期になると無性に惹かれる


ついついスーパーで 手が出る



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ところが夕食後つまんでいたらいきなり我が家の犬にとられた


慌てて取り戻そうと追いかけるも逃げ回し 飲み込んでしまった


変な顔しだしたので またまた慌てて腹を押さえたが出てこなかった


そのうち知らん顔して元気に飛び回ってたのでまずは一安心


とんだハプニング




 

《広島県伝統工芸能面展 より気になる作品》


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「シカミ」

いかつさが表現されている













2014年6月20日 (金)

スモークツリー

文が掲載されてなく申し訳ございません



先日来気になっていた植物


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向島の道端にこんな植物


果物?   それとも?

周囲にはネットが張られている




気になってた



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ピンボケではないんです



葉はピント合ってるでしょう



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花なんです


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今日たまたま作業されていたので聞いてみた


この木って果物なんですか?の質問してみた


返答:生け花の材料 とのこと


なるほど    やっと理解出来た



で  名前は?   スノーツリーとのこと     スノーツリーとはクリスマスの木?


スノーツリーって言うんですか?    と聞き返すとそうですとの返答




なんか不安になって調べてみると案の定 スノーツリーではないようだ


スモークツリーでは出ていた




スノーツリーというのかもしれないがやはりスモークツリーがよく似合う



栽培しながら名前を間違えるとは・・・・・   なんじゃい






もすこし行くと今度は露地物の桃


高須ではハウスものの 桃 はもうほとんど収穫されてるが今からか・・・と

でも露地物の 桃は旨いよね


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夜中までの突貫工事


2-30年前はよく夜中までの突貫工事をしていた


ところが今はなかなか体力が付いてこないのが残念である



20日までの工事がとうとう私には出来なかった


この業界に入って自分の仕事として工期に間に合わない



初めてのことなので非常に情けなさを感じる



現場での仕事もそろそろ限界である





というか 私の同級生では建築工事なんかやってる者はいない     




山でニワトリでも飼ってのんびりやるのがいいのかも



一部残ったもののほぼ完了の向島



二現場同時進行はつらい


道具もない   また私の道具 40年前の物も多々ある


さすがエアー工具はある程度は新しくなったが・・・


それも当時も道具に合う釘がない

道具は使えても部材がない

また新しい道具は軽くて便利はいいがもろくてすぐに割れたり欠けたりする


で 直そうにもほとんど変えなければ直らない商品ばかり


これでは大工工事もたまったものではない



しかもいい物になると値段も高い



残念である   早くやめろ!  と言うことだろう




《広島県伝統工芸能面展より気になった作品》



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私も今制作中の「橋姫」


怖いですね!  怖さと、怒りと、嫉妬があふれてます

















2014年6月19日 (木)

向島改装 終盤

近々のお引き渡しになってきた


メインの入り口扉


今日は下地金物の取り付けに入る



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土間も改修しなければならない

フランス落としの金具も取り付け

こんなことをやってるとこのドアだけで2週間もかかってしまった


しかし正面の一番いい場所

シャッターで逃げれば電動のシャッターがつけれる値段以上になった


完成写真は後日ご期待!!!




  《広島県伝統工芸能面展 能面展より》


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  黒髭


いかつさがよく出ていた













2014年6月18日 (水)

西御所外壁改修工事


予てよりの外壁工事 日本実より着工いたしました


ペントハウスの付いたちょっと高い建物



掛かりの仕事が雨 またそのために電気の線が濡れ漏電しきり



お客様に大変なご迷惑をおかけした



急遽発電機持ち込みの工事となった


外部の仕事は勝手に家には入れないので過電流、漏電に対しては特に注意が必要



伝記を借りるのもいいがこんな事態になるのは大変



これからは注意ものである



また作業するものも雨の工事の危険、漏電には注意が必要


今一度考え直してやらなくては・・・・


仮設を引くべきであろう





《広島県伝統工芸能面展のなかよりの一部作品》

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何とも言えない可愛さがある「乙」(オト) です

正面から見るのと横からではこうまで違うか   これが伝統工芸













2014年6月17日 (火)

ご無沙汰いたしました

1週間近くもご無沙汰いたしました


またまたウイルスに引っかかってしまいさんざんな目に遭いました



除去ソフト入れてるのにダウンロードの最中に引っかかりました



多くの写真が消失しました(ダウンロード中の)



それは何とかなるんだが携帯から全く送れなくなりました



なので共有で何とか4SYNCに・・・

しかしながら先日お知らせした2Gの壁に打ち当たったまま


1枚送るのに40分ほどかかります


NTTでUPしていただこうか?   月 3000円はいたいが・・・




いままで失礼した写真アップします

金曜日

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サクランボ戴きました   あまり甘くはなかったが新鮮    佐藤錦ではないようです




土曜日

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睡蓮の花が向島オール改装現場近くで綺麗に咲いてました

白・赤・黄三色咲いてました





日曜日
 



広島県立美術館で開かれていた「広島県伝統工芸能面展」

を見に行ってきました



80面ほど展示されてました


広島県全体と言われてましたが作風が同じような感じがしました


来年度には是非参加してみたいと思います



中に3点ほど すばらしいのがありました


その中でもこれはすばらしかった



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「皺尉」(しわじょう)   これはすはらしく感動させて頂いた


表情、幽玄、品位を感じる作品であった




月曜日


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そんな打った能面を置くところが狭くなったので能面の置き台を作成

50面ほどここに入る


いいですね




本日



オール改装向島

入り口引き分け戸取り付けしました



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後日詳細を掲載いたします



綺麗で重みのある建物になりつつあります





























2014年6月12日 (木)

セメントは何故かたまるか?

ある最終学歴社に聞いてみた

セメントは何故かたまるのか?


答えることが出来ない



これで最終学歴?




これでは先日の監理は出来ない   もちろん管理も出来ない



水和反応によってセメントは固まります

セメントは何故固まるか

 セメントは水を加えて練り混ぜると、最初は軟らかく自由な形にすることができますが、時間の経過と共に徐々に硬くなる性質を持ち合わせています。これを硬化と呼びます。それでは、何故硬化が起こるのでしょうか?

セメントは何故固まるか この硬化はセメントを構成する成分である、けい酸三カルシウムC3S、けい酸二カルシウム、アルミン酸カルシウムC3A、鉄アルミン酸四カルシウムC4AFが水と反応することで起こります。

【セメント構成成分】

けい酸三カルシウム C3S 水和反応速度大、水和熱中
けい酸二カルシウム C2S 水和熱小、長期強度大
アルミン酸三カルシウム C3A 化学抵抗性小、水和熱大
鉄アルミン酸四カルシウム C4AF 強度にはほとんど寄与しない
  1. セメント成分である、けい酸三カルシウム、けい酸二カルシウム、アルミン酸三カルシウム、鉄アルミン酸四カルシウムへ水を加えると、水と化学反応(水和反応)を起こし、水和物を生成する。   
  2. 水和反応が進むと、セメントゲルと呼ばれる微細な結晶が形成される。   
  3. このセメントゲル同士が互いに結合し、粒子間を充填することによって、徐々に硬化が進み、強度が発現する。

硬化セメントの強度 すなわちセメントの硬化を進めるには水が必要です。硬化するまでは過剰の水は禁物ですが、一旦硬化したら最低1週間位はたっぷり水をかけてやってください。長期間水をかければかける程、セメントはどんどん硬くなります。








これがわからないと基礎工事なんかはさっぱりわからないはず


なぜ今自分は水まきしなければならないか?


何故温度補正が必要なのか?



謎めいたことばかりになる


モンケンではいろいろ質問か出た



ここで解説


打撃ハンマーです


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住宅用もありますので調べてみてください









2014年6月11日 (水)

スローライフ 能面   「シカミ」

先日もスローライフ能面はどうなったんじゃい!!

しっかりスローライフせんと!!



なんておしかりのコメント



今なかなかスローライフになれない



大変に忙しい



いろんな訪問営業が多い



今日は水を扱ってる会社からの起業話


レベル2とは言ったがこれから異業種参加は離せないのも事実




大変      





能面報告



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だんだん形になってきた



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ご報告まで   ハードライフ能面





追伸 上写真   上段右側の「小飛出」   来月からNHKギャラリーに展示されますます




2014年6月10日 (火)

2級技能士

弊社中国人 沈君2級技能士に挑戦中です


先日より技能士の特訓に入りました



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墨打ちの練習中



簡単そうでなかなか出来ないのが墨打ち



まずは墨打ちの練習から

引き続き鋸の使い方、鑿の使い方に入っていく

今日は完成まで・・・


完成する頃にはKobo-K では見ることは出来なかったが帰りには蛍が飛び交っていた





写真は去年のものではあるが

そのうち課題が発表される

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厳しく行けば何とか合格はいただけそう


彼は今まで多くの特訓に耐えてきたので今現在そこそこの実力はある


多くの技能士を輩出していきたい












またまたの欠陥マンション

欠陥マンションのことが先程も報道されていた


横浜 熊谷組施行 住友不動産販売のマンションのようだ


名前入りで いい宣伝!?



行政の改善命令が出されたとか



瑕疵担保履行法という法律の中で保険で解決出来ることとは思うが姉歯問題が頭をよぎる



こんなことになるのはキッチリした監理がなされてない


竹カンでなく皿カンである


私は基礎工事は特に厳しかった


多くの業者は基礎工事には監理に無頓着だ


   こんなマンションが傾いたとかの問題は監理監理不足から起こる


業者はついつい慣れから最後のちょっとしたことに消極的になる


何なんかというと 「もんけん」である



Google検索でモンケンでは出てこない

  基礎工事+モンケンで何とか出てくる


しかし内容は素人にはわからない   基礎打撃ハンマー(おもり)である



昔の工法で振動が多いのが欠点である


しかしこれに勝るものは私はないと思っている


場所打ち ベノトは 私は邪道だと思っている


まして素人監督にはわかりもしない



昨日もこの件朝礼で話をしたが別世界でもないし杭の体力不足はどの現場にもあるような問題である


これについては私は必ず杭に対してはモンケンでの調査をしている

なんじゃい!?   と言われるかもしれない



基礎工事のやり方にも多くの問題がある


設計者もわかってる設計者も多くないのが残念である



一般住宅もそうである


きちっとした基礎工事をすれば多くの問題はない

しかし土地によってはどうにもならない場合も生じてくる

何なんかと言うと支持層のない地盤



これは土地を買った者が悪い

行政がマンションの基礎に関して介入するなら支持地盤の強度に関しても介入しなくては?


特に液状化現象の起こる場所は行政では把握してあるはず

個人では液状化する土地に関しての改良は難しい



土地は安いが改良にお金がかかる  当たり前のこと




しかし買った土地をあきらめるわけにも行かない


リスクはあるが支持層までの深さが20mくらいならまだ鋼管杭も可能であるが

それ以上になると私は自信はない


杭を打つと建物は何とかなるかもわからないがじばんが1m~2mも沈んでしまうと生活出来なくなる


いずれ難しい

行政も介入するなら早くにキッチリしたMAPを作り土地購入者にアピールすべきである

2014年6月 9日 (月)

大きな倉庫の戸

ただ今工事中の民家オール改装で倉庫に改装中の向島


車が入るように大きな入り口作成



そこに くぐり戸 の付いた 大きな両開きの扉を作成中


新入社員・中国人に教えながらの作成には苦労が絶えない



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図面から施工図を作成する

施工図を元に必要な木を加工

仕上げた木に施工図を元に墨付け

この墨付けが大変


施工図に現れてない寸法がいっぱい出てくる


また縦横の木の組み合わせも ほぞ とほぞ穴は木の芯にないのでこれがまた大変




原則施工図書くのは施工する者が書くのが一番いい


ところが企業となるとそうも行かない


また建具を作るにも弊社には こだわり、ルールがあるのでまた難しい



またこの度のような昔の大きな木戸

金物がなかなか手に入らない



今日も金物探しに東奔西走


こんな金物探してた

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引き分けなんでカギを掛ける金物も大変


くぐり戸もある 引き分け取っ手も必要


写真の金物を探すのにも今では一苦労金物屋に説明するのにも一苦労


この金物だけでも夜な夜なネットで調べまくる・・・・・がなかなか見つからなかったが


3日目に何とかゲット


よく目にしてたが名前がわからない  足つきマルカン  とか?


一昔前こんな金物探していたがなかなか見つからなかった把手

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これにも多くのい時間を費やしたのを思い出す



後2~3日あれば完成するか?


またお披露目いたします










2014年6月 8日 (日)

COSTOCO

以前に掲載させて頂いた コストコ


昨日一段落した なんやかや



早朝車を引き取りに福山に   それから ・ ・ ・ ・ ・



今日なんかすることないかな?   と思ってたら   



好評の生ハム作り


ではコストコへ



豚肩ロースを買うのに高速払えるか!!     で 2号線をひたすら西に !!



それでも開店10:00までには1時間も早く着てしまった


これは              腹ごしらえ!!


これがたまげた



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朝早かったがもうコストコのお店屋さん開店してた   



これがすごい   ラッキーとしか言いようがない


ホットドッグ¥180   しかもコーラ飲み放題  !!!

    ピザとホットドッグ以外喰ったことがないんで まずはそれを頼んで見学


お客様もほとんどなし


しかし本当に¥180でホットドッグたべれるんだろうか? と不安


すぐさま1/8オンスくらいのペプシコーラの紙コップに銀紙に包んだホットドッグを無造作に投げ込んで ハイ!!と渡される


これからどうすればいいのか全くわからない


セルフだろうとはわかるが説明書きも何もない


となると いつもの私なら 「おい!これどうするんなら!」 とわめくところだがアメリカンを感じ 無礼講! OK!  を感じ文句言えなかった


さすがのアメリカン


ラッキーなことにちょうど前のお客様 コーラのサーバーでコーラを入れてた


お水とか高速でのお茶 はよくやるがコーラのサーバー使うのは初めて


何とかコーラはOK!


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あれ?写真にあるような オニオンとなんかが付いてない!に気づいた


これにもなかなか文句言えなかったがコーラ2杯飲んで腹一杯 ホットドックも旨かった!



ところが後から来た若者から なるほど を教えて頂いた


ホットドッグのパンの切れ目を開いてオニオンをスライスチップから入れる

  そしてお好みでカスタード? ケチャップ  そのほか??をセルフで入れる


コーラはプラキャップをしてストローで飲む



いい勉強をした  今度は間違えないでしっかりオニオン入れて喰うぞ!



腹一杯になってたのであと一つは無理



それと気になったのが45cmのピザ !!!   しかも¥1500-



これはここでは喰えないが持ち帰って冷凍でも



ピザハットで頼めば ¥5000-以上はしそう


15分待って焼きたてを戴く

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持ち帰って昼飯 後は非常食として冷凍   当分の間食えそう



なんかものすごく得した気分


自分もピザは作るがチーズだけで¥1500-しそう



そうこうしてたらすぐに開店時間


カード持ってなかったら入場出来ないと言うことでカード作成


これも素早い対応すぐに写真入れのカードができた


またまたアメリカンを感じる



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いいアメリカンを体験させて頂いた


量の多いのはボストンで体感してるんでびっくりはしなかったが・・・



昼までには高速で帰還7月から高速値上がりはつらい


しかし安い今日でも¥1500+ガソリン4L¥640ー片道


広島は高速は使えない!




帰って早速生ハム作り



なかなかスロ-ライフの勉強の成果は上がらない


4.5kg作成して能面の作成に入る


昨報「シカミ」作成に夜中まで打ち込み ハードライフの1日を有意義に送りました






2014年6月 7日 (土)

忙しかった今週

疾風怒濤 と言う言葉が似合った? 今週であった



中でも能面習作発表会


知らないお方がブログを見て来ました!!!  なんて驚き


今週のブログ来場者数100/日を越える アクセス数1,000/日を越える

アクセス数はロボット・スクロールを含んでいるようだ



ブログからのお客様大変にありがとうございます


過激な掲載文も多々あるやにお聞きしますが 私は自分なりの主張をしたまで・・・



そんな習作展終わりただ今打ち上げの後帰還



ついでに能面の計画


NHKギャラリー7月から 小飛出 展示されます

機会あればNHK福山2階ギャラリーで実物をご覧いただければ幸甚です



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今作成中

  シカミ


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   橋姫


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これは怖い   これ以上の怖さが出せるか ???






まだまだ頑張らねばなるまい
















2014年6月 6日 (金)

Kobo-K 一回り アップグレード

先日サプライズ発言をして大忙しとなってしまった


やっと本日決済出来、加度商の所有となった



まずは境界確認から




これが大変  広大な土地の境界確認は大変である



まずは 草刈りから


1700坪の草刈り 尋常ではない



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2014年6月 3日 (火)

祇園精舎の鐘の声

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。 

遠くの異朝をとぶらえば、普の趙高、漢の王莽、梁の周伊、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。 

近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、これらはおごれる心もたけきことも、皆とりどりにこそありしかども、間近くは六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申しし人のありさま、伝え承るこそ、心も詞も及ばれね。 






この文章今まで何度も出して居る


私の戒めにと思い特に最初の段落には頭から離れられない物がある


この平家物語の一説   頭からどうしても離れられない



この平家物語 能ではなかなかのつながり

参考

屋島:世阿弥の勝修羅物:平家物語(能、謡曲鑑賞)

能「屋島」は、世阿弥の書いた修羅能の傑作である。世阿弥は三番目ものと同じく、修羅者も得意とし、ほかに、通盛、敦盛、清経などの傑作を作っている。その中で屋島は、源平の戦における、義経の勇敢な戦いぶりを描いたもので、勝修羅と呼ばれる。田村、箙とならんで三大勝修羅とされ、徳川時代には武家たちにことのほか喜ばれた。

義経の戦振りを描いていることから察せられるように、晴れやかさと躍動感に満ちている。前段も人をあきさせないが、後段に至っては、舞台狭しと駆け回る義経の勇姿が観客を圧倒するほどである。全曲に渡って隙がなく、完成度の高い作品である。世阿弥も生前自信をもっていたといわれる。

世阿弥はこの作品を、平家物語巻十一に取材した。那須与一や佐藤兄弟の話などもあり、読んで楽しい部分である。世阿弥はこの中から、平家方の武将景清と義経自身を取り上げ、スポットライトをあてた。そして、前段では景清の勇猛振りを称え、後段では波に浚われた弓を命がけで取り戻す、義経の天晴れ振りを描いている。

劇的な変化に富んだ作品なのであるが、構成上は、複式夢幻能の形式の中に収めている。前段では土地の漁夫が現れて、屋島の戦を回想し、後段では義経の亡霊が勇ましく登場するという具合である。そして、亡霊は旅の者たちの眼前で華々しく活躍してみせるのだが、それは実は旅の者たちが夢にした幻だったという、ドラマチックな展開をたどる。

なお、この曲を、作者の世阿弥は「義経」と称していた。後に「八島」と呼ばれるようになったが、観世流では戦いの舞台からとって「屋島」といっている。

舞台にはまず、都の僧を名乗る旅の者三人が登場する。(以下、テキストは「半魚文庫」を活用)

ワキ、ワキツレ二人次第「月も南の海原や。月も南の海原や。八島の。浦を尋ねん。
ワキ詞「これは都方より出でたる僧にて候。我いまだ四国を見ず候ふほどに。此度思ひたち西国行脚とこゝろざし候。
道行三人「春霞。浮き立つ浪の沖つ舟。浮き立つ浪の沖つ舟。入日の雲も影そひて。其方の空と行くほどに。はるばるなりし舟路へて。八島の浦に着きにけり八島の浦に着きにけり。
ワキ詞「急ぎ候ふ程に。これは早讃岐の国八島の浦に着きて候。日の暮れて候へば。これなる塩屋に立ち寄り。一夜を明かさばやと思ひ候。

ここで、漁夫に扮したシテと、ツレが登場する。

シテサシ一声「おもしろや月海上に浮んでは波涛夜火に似たり。
ツレ「漁翁夜西岸にそうて宿す。
二人「あかつき湘水を汲んで楚竹を焚くも。今に知られて芦火のかげ。ほの見えそむるものすごさよ。
シテ「月の出汐の沖つ波。
ツレ「霞の小舟。漕がれ来て。
シテ「海士の。よびこゑ。
二人「里ちかし。
シテサシ「一葉万里の舟の道。唯一帆の風に任す。
ツレ「夕の空の雲の浪。
二人「月のゆくへに立ち消えて。霞に浮ぶ松原の。影は緑にうつろひて。海岸そことも知らぬ火の。筑紫の海にやつゞくらん。
下歌「こゝは八島の浦づたひ海士の家居もかず/\に。
上歌「釣のいとまも波の上。釣のいとまも波の上。かすみわたりて沖ゆくや。海士の小船の。仄々と。見えて残る夕ぐれ。浦風までものどかなる。春や心をさそふらん春や心をさそふらん。
シテ詞「まづ/\塩屋に帰り休まうずるにて候。

シテは、舞台の上の床机に腰掛け、塩屋の中で休む仕草をするところへ、ワキが一夜の宿を求めて声をかける。ツレが間に入って、ワキとシテとの取次ぎをするが、シテは始めは見苦しい宿であることを理由に許そうとしない。だが、旅の者たちが京から来たことを知ると、懐かしく主って中に入れる。

ワキ詞「塩屋の主かへりて候。立ちこえ宿を借らばやと思ひ候。いかにこれなる塩屋の内へ案内申し候。
ツレ「誰にてわたり候ふぞ。
ワキ「諸国一見の僧にて候。一夜の宿を御かし候へ。
ツレ「暫く御待ち候へ。主に其由申し候ふべし。いかに申し候。諸国一見の僧の。一夜の御宿とおほせ候。
シテ「やすきほどの御事なれども。あまりに見ぐるしく候ふほどに。御宿は叶ふまじき由申し候へ。
ツレ「御宿の事を申して候へば。余りに見ぐるしく候ふほどに。叶ふまじき由おほせ候。
ワキ「いや/\見ぐるしきは苦しからず候。殊にこれは都方の者にて。此浦はじめて一見のことにて候ふが。日の暮れて候へば。ひらに一夜とかさねて御申し候へ。
ツレ「心得申し候。唯今の由申して候へば。旅人は都の人にて御入り候ふが。日のくれて候へば。ひらに一夜と重ねて仰せ候。
シテ「何旅人は都の人と申すか。
ツレ「さん候。
シテ「げに痛はしき御事かな。さらば御宿を貸し申さん。
ツレ「もとより住みかも芦の屋の。
シテ「たゞ草枕とおぼしめせ。
ツレ「しかも今宵は照りもせず。
シテ「曇りもはてぬ春の夜の。
シテツレ二人「朧月夜に。しく物もなき海士の苫。
地「八島に立てる高松の。苔の筵は痛はしや。
地歌「さて慰は浦の名の。さて慰は浦の名の。群れゐる田鶴を御らんぜよ。などか雲居に帰らざらん。旅人の故郷も。都と聞けばなつかしや。我等ももとはとてやがて涙にむせびけりやがて涙にむせびけり。

旅の者たちは、この浦が源平の合戦場だったことから、もしやその様子を知っているなら、ぜひ語って欲しいと漁夫にいうと、漁夫はおもむろに語り始める。話の内容は、海の平家と陸の源氏が向かい合う場面、平家の荒武者景清が、源氏の武将三保の谷に襲い掛かるところである。話が進むにつれ、シテとツレとが双者に成り代わり、互いに戦いの駆け引きを演ずる。前半の見せ場である。

ワキ詞「いかに申し候。何とやらん似合はぬ所望にて候へども。古此処は源平の合戦の巷と承りて候。よもすがら語つて御聞かせ候へ。
シテ詞「やすき間の事かたつて聞かせ申し候ふべし。
語「いで其頃は元暦元年三月十八日の事なりしに。平家は海のおもて一町ばかり舟を浮べ。源氏は此汀にうち出で給ふ。大将軍の御出立には。赤地の錦の直垂に。紫裾濃の御着背長。鎧ふんばり鞍かさにつゝ立ち上り。一院の御使。源氏の大将検非違使五位の尉。源の義経と名のり給ひし御骨がら。あつぱれ大将やと見えし。今のやうに思ひ出でられて候。
ツレ「其時平家の方よりも。言葉戦こと終り。兵船一艘漕ぎよせて。波打際に下り立つて。
詞「陸の敵を待ちかけしに。
シテ「源氏の方にも続く兵五十騎ばかり。中にも三保の谷の四郎と名のつて。真先かけて見えし所に。
ツレ「平家の方にも悪十兵衛景清と名のり。三保の谷を目懸け戦ひしに。
シテ詞「彼の三保の谷は其時に。太刀打ち折つて力なく。すこし汀に引き退きしに。
ツレ「景清追つかけ三保の谷が。
シテ詞「着たる兜の錏をつかんで。
ツレ「うしろへ引けば三保の谷も。
シテ「身を遁れんと前へ引く。
ツレ「互にえいやと。
シテ「引く力に。
地「鉢付の板より。引きちぎつて。左右へくわつとぞ退きにける。これを御覧じて判官。御馬を汀にうちよせ給へば。佐藤継信能登殿の矢先にかかつて馬より下に。どうど落つれば。舟には菊王も討たれければ。共にあはれと思ぼしけるか舟は沖へ陸は陣に。相引に引く汐のあとは鬨の声たえて。磯の浪松風ばかりの音さびしくぞなりにける。

漁夫の話があまりに真に迫ったものであるために、不思議に感じた旅の者は、本当は誰なのか、名を名乗れとせまるが、漁夫はあいまいな言葉を残したまま消え去っていく。

ロンギ地「不思議なるとよ海士人の。あまり委しき物語。其名を名のり給へや。シテ「我が名を何と夕浪の。引くや夜汐も朝倉や。木の丸殿にあらばこそ名のりをしても行かまし。
地「げにや言葉を聞くからに。其名ゆかしき老人の。
シテ「昔を語る小忌衣。
地「頃しも今は。
シテ「春の夜の。
地「潮の落つる暁ならば修羅の時になるべし其時は。我が名や名のらんたとひ名のらずとも名のるとも。義経の浮世の夢ばし覚まし給ふなよ夢ばしさまし給ふなよ。

(中入間)ここに、間狂言がはさまる。間狂言は普通、前段の荒筋をたどったりするのみで、話の進行に余り大きな影響を持たないことが多いのであるが、ここでは重要な役目を果たす。この塩屋の主人は自分であり、ワキたちが無断で入っていることを非難したことから、先ほどの漁夫たちが幽霊であったことがわかってくるのである。

旅の者たちは、先ほどの幽霊の言葉を反復し、その言葉通り、夢を待っていると、その夢の中に、勇ましい武将姿の義経が現れる。

ワキ詞「ふしぎや今の老人の。其名をたづねし答にも。よしつねの世の夢心。さまさで待てと聞えつる。
歌待謡「声も更け行く浦風の。声も更け行く浦風の。松が根枕そばだてゝ。思をのぶる苔筵。かさねて夢を待ちゐたり。かさねて夢を待ちゐたり。
後シテ一声「落花枝にかへらず。破鏡ふたたび照らさず。然れどもなほ妄執の瞋恚とて。鬼神魂魄の境界にかへり。我と此身を苦しめて。修羅の巷によりくる波の。浅からざりし。業因かな。
ワキ「ふしぎやな早暁にもなるやらんと。思ふ寝覚の枕より。甲冑を帯し見え給ふは。もし判官にてましますか。
シテ詞「我義経の幽霊なるが。瞋恚に引かるゝ妄執にて。なほ西海の浪にたゞよひ。生死の海に沈淪せり。
ワキ「おろかやな心からこそ生死の。海とも見ゆれ真如の月の。
シテ「春の夜なれど曇なき。心も澄める今宵の空。
ワキ「昔を今に思ひいづる。
シテ「舟と陸との合戦の道。
ワキ「所からとて。
シテ「忘れえぬ。
地歌「武士の。八島にいるや槻弓の。八島にいるや槻弓の。もとの身ながら又こゝに。弓箭の道は迷はぬに。迷ひけるぞや。生死の。海山を離れやらで。帰る八島の恨めしや。とにかく執心の。残りの海の深きよに。夢物語申すなり夢物語申すなり。

義経の亡霊は、弓箭の道には迷わぬ自分だが、いまだ生前の怨念がこの海山を離れないでいるので、こうしてさまよっているのだと述べる。そして、怨念を振り払うためであるかのように、かつての屋島での戦の様子を語る。

この部分は、クセの中で演じられるが、シテは始め床机に腰掛けて謡う。居グセの変形といえよう。

地クリ「忘れぬものを閻浮の故郷に。去つて久しき年波の。夜の夢路に通ひきて。修羅道の有様あらはすなり。
シテサシ「思ひぞいづる昔の春。
地「月も今宵にさえかへり。
地「本の渚はこゝなれや。源平互に矢先をそろへ。舟を組み駒をならべて打ち入れ/\足なみにくつばみを浸して攻め戦ふ。
シテ詞「其時何とかしたりけん。判官弓を取り落し。浪にゆられて流れしに。
地「其をりしもは引く汐にて。遥に遠く流れゆくを。
シテ詞「敵に弓を取られじと。駒を浪間におよがせて。敵船ちかくなりし程に。
地「敵はこれを見しよりも。船をよせ熊手にかけて。既にあやふく見え給ひしに。
シテ詞「されども熊手を切りはらひ。終に弓を取り返し。もとの渚にうちあがれば。
地「其時兼房申すやう。くちをしの御振舞やな。渡辺にて景時が申しゝも。これにてこそ候へ。たとひ千金を延べたる御弓なりとも御命には換へ給ふべきかと。涙を流し申しければ。判官これを聞しめし。いやとよ弓を惜むにあらず。
クセ「義経源平に。弓矢を取つて私なし。然れども。佳名は未だ半ならず。されば此弓を。敵に取られ義経は。小兵なりといはれんは。無念の次第なるべし。よしそれ故に討たれんは。力なし義経が。蓮の極と思ふべし。さらずは敵に渡さじとて浪に引かるゝ弓取の。名は末代にあらずやと。語り給へば兼房さて其外の。人までも皆感涙をながしけり。
シテ「知者は惑はず。
地「勇者は恐れずの。やたけ心の梓弓。敵には取り伝へじと。惜むは名のため惜まぬは。一命なれば。身を捨てゝこそ後記にも。佳名を留むべき弓筆の跡なるべけれ。
シテ「又修羅道の鬨の声。
地「矢叫びの音。震動せり。

この場面は、平家物語巻十一の義経弓拾いの部分を、ほぼそのままに引き写している。原文には、前後に名高い戦いの場面が散りばめられているのだが、世阿弥はあえてこの部分に、武将の心意気を感じ取ったのであろう。

(カケリ)ここから、キリにかけて、義経の勇壮なカケリがあり、曲は最高の盛り上がりを見せる。しかして、大団円へと向かってすすんでいく。

シテ詞「今日の修羅の敵は誰そ。なに能登の守教経とや。あらものものしや。手なみは知りぬ。思ひぞいづる壇の浦の。
地「其船軍今は早。其船軍今は早。閻浮にかへる生死の。海山一同に。震動して。舟よりは。鬨の声。
シテ「陸には波の楯。
地「月に白むは。
シテ「剣の光。
地「潮に映るは。
シテ「兜の。星の影。
地「水や空空ゆくもまた雲の波の。打ち合ひ刺し違ふる。船軍の懸引。浮き沈むとせし程に春の夜の浪より明けて。敵と見えしは群れゐる鴎。鬨の声と。聞えしは。浦風なりけり。高松の浦風なりけり。高松の朝嵐とぞなりにける。

「敵と見えしは群れゐる鴎。鬨の声と。聞えしは。浦風なりけり。」と、最後は夢から覚めた者たちの、呆然たる思いの中に余韻を引きずるかのように、一曲が閉じる。

なお、義経弓拾いの場面は、原文では次のようになっている。(テキストは延慶本)

―はうぐわんかつに乗て、馬のふとばらまで海へうちいれてせめつけたり。船よりくまでをもつて判官のかぶとにかけんとするを、判官は弓をば左の脇にはさみて、右手にてはたちを抜て、くまでをうちのけうちのけするほどに、いかがしたりけん、弓をとりはづして海へおとしいれたりけるを、かたきくまでにてかけうかけうとするをばしらず、馬のしたはらにのりおりて、さしうつぶきて、この弓をとらんとらんとしけれども、波にゆられてとられざりければ、岡より是を見て、「そのおんゆみすてさせ給へや。あれはいかにあれはいかに」とこゑごゑにののしりけれども、聞給わず。とかくしてむちにてかきよせて、つひに弓を取てあがりたまひたりければ、つはものくちぐちに申けるは、「しろかねこがねをまろめて作たる弓なりとも、いかでか御命にはかへさせ給べき。あなあさましの御心のつれなさや」と申ければ、判官、「や殿原、義経が弓と云はば、三人ばり五人ばりにてもあらばこそ、きこゆるげんじのたいしやうぐんの弓のつよさといふさたせられて、義経がめんぼくにてもあらめ。それだにも、『義経こそ平家のらうどうどもにせめつけられて、たへずして弓をおとしたりつるを取たる。これみよや。弓のよはさ、すがたのをろかさよ』なんど云て、ひろうせん事のくちをしさといひ、又鎌倉にきこえたまひて、『むげなりける者よ』と、思給わんも心うかるべければ、命にかへて取たりつるなり」と宣へば、人々是を聞て、「あなおそろしのごしんぢゆうや」と申て、舌をふるひて感じあへり。

2014年6月 2日 (月)

NHK 能面展示発表会始まる

昨日も掲載させて頂いた能面 作品発表会がいよいよ始まった


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初めての発表会


実力は1年生としては十分付いてるような感はあるが・・・

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多くのお客様の来場


71名にご来場を戴いた   ありがとうございました




私のお客様の中には私のブログから   と言われるお方が数名ご来場頂いた


これには感服の至りです



私の考えが多くのお方にブログを通して伝わっていると思うとまだまだやらなくてはの思い



ありがとうございました



詳細については後日ご報告いたします
お話出来なかったことについてもご報告いたします



別添


ただ今我が家のお庭まだまだ花が咲き誇っています



S20140531_062248


山法師です

十字のの可憐な花を今年は大量に咲かせています


何とも言えない風情があります


S20140531_062258


モミジは真っ赤に染まってます


この種のモミジは葉が出始めには真っ赤です

夏になると緑になります

秋には黄色になります   ものすごく綺麗なモミジです




ツツジが終わって今は五月が花盛りです











2014年6月 1日 (日)

ギャラリー展示

明日よりNHK福山ギャラリーにて能面の発表会が挙行される


新聞でも取りざたされてるようだが多くのお客様に鑑賞して頂きたい



私は中将・小べし見・翁を展示予定


納得いく物なんて言われるがまだ当分先のはなしのようである


月曜日(明日は1日中)水曜日の1日中  土曜日10:00~12時まで現地います



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